

旧津名町の北端に湧く「御井の清水」は、『古事記』に「淡道島の寒水」と記された名水です。時の天皇はこの水を求めて毎日船を通わせたといわれており、現在も名水として酒造りに使用されたり、遠方からも水を汲みにくる人が絶えません。そんな名水が生まれる背景となる山々を訪ねると、弘法大師が開基したと伝わる東山寺をはじめ、歴史ある名刹に出会うことができます。
古事記に「淡道島の寒水」として紹介され、仁徳天皇の飲料水として毎日運ばれたと記されている名水です。水汲み場は竹などで作られた小屋に覆われており、竹の樋から直接清水を汲んで飲むことができます。清水は非常に冷たく、乾いた喉を潤してくれます。
滞在時間:約30分
室町時代から続く高野山真言宗の古刹です。弘法大師御筆と伝えられる妙音弁財天を、年ごとに場所を移してお祀りする淡路島の奇祭「回り弁天」発祥の寺でもあります。また大黒天を祀り、淡路七福神巡りの第一番としても人気を集めています。
滞在時間:約30分
八浄寺の奥の院で、御本尊である二躯の秘佛観世音菩薩は、藤原期(約千年前)のもので県指定の重要文化財です。春の桜、秋の紅葉が美しく、地元住民に愛されています。
滞在時間:約30分
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5月下旬~7月上旬には、約70種類3500株のあじさいが咲き乱れ、園内を彩ります。また年間を通じて、ビワやモモを使った草木染めのほか、リース作り、ハーブ料理教室など多彩な自然体験ができます。高台の喫茶店から眺める長沢地区の棚田や、瀬戸内海の眺望は絶景です。
滞在時間:約30分
弘法大師によって弘仁10年(819)に開基されたと伝わる名刹で、淡路島最古の木造建築とされる室町時代の山門があります。安置される薬師如来立像と十二神将立像は国の重要文化財に指定されています。秋には山門が美しいモミジに囲まれ、紅葉の名所としても親しまれています。 滞在時間:約30分
弘法大師が地に杖をついて水を湧かせたという伝説が伝わっており、海に張り出た岩に大師お手彫りと伝わる仏像が刻まれています。この湧水は、阪神淡路大震災の影響によって涸れてしまいましたが、かつては不治の病に効く霊水として遠方からも水を汲みにくる人が絶えませんでした。 滞在時間:約30分

現在の鷲峰寺は「摩耶山重峰寺」と紹介されています。図中に描かれた鐘楼門は、現在も見ることができます。図中には後嵯峨院(鎌倉時代の第 88 代天皇)の詠んだ歌が紹介されています。「山深きすまひからにや身にしむと都の秋の風をとはばや」
(新後撰和歌集)
淡路島今昔物語の図絵は、江戸時代後期に完成した地誌「淡路国名所図絵」の挿絵に着色を施したものです。
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